わすれないように

先日、じいちゃんの納骨がありました。
お寺でお経あげて、強風の中、カロートをあけて、骨壺をおさめるとき、ばあちゃんが「おとうさん、ほんとうにお別れだねえー」と泣いていてぎゅっとした気持ちになった。ただでさえ歳とって不安なのに、伴侶がいないって悲しいよねえ。

その後、仲の良い親戚一同でごはんをたべ、その席でひとりずつじいちゃんの思い出などを話したのだけれど、わたしはいろいろ思い出すとかなしくなって何も言えなかった。
でも私よりもずっと年下の20歳から12歳の従兄弟たちが、ちゃんと、その日をどう迎えたか、どんな風に思ったか、これからどう生きていくか、自分の言葉でしゃべったのが印象的だった。みんなしっかり大きくなって、同じじいちゃんを体験した人がいるということがどんなに心強いか。ひとりだけ年上の孫(わたし)がいちばん情けなかったなあ〜

わすれないように書いておきます。