会社と仕事をすることについてブツブツ

うちの社長はかなりキャラクターが濃くて、自由で、はっきりいってこどもみたいな人なんだが、それがよくもあり、悪くもあり。
ここへきて1人後輩が辞めることになりそう。
不器用だけどすごく一生懸命で、ゆっくりだけど丁寧なやり方で、ちゃっちゃかしていて雑な私とは全く逆で、こういう人こそ大事にするべきだとつねづね思っていたのに。

社長の性格の「悪くもあり」が出た。ひとことで言えば、「こども」「器がちいさい」

結局、はっきりした物言いで、さばさばと仕事をさばいていく人が好きなわけ。そうじゃない人にはすごく突き放したやり方をする。仕事ができなくて当然な頃からほっぽり出す。自分がどうしていいかわからないから、言いたいことを言いっ放し。
社会に出てある程度厳しいことを言われるのは当たり前だし、乗り越えていくというのも大事なことだけど、やり方が一様ではない「デザイン」の仕事であって、社員のやる気に頼る小さな会社なんだから(社長はPC使えない)、社員のことをちゃんと見るべきだと思う。

少し前まではベテランの先輩がいて、その下に新人がついて細かいことを教わるやり方だったけど、今はもう完全に個人主義になりつつある。

このままだとけっこうやばいんじゃないかな。大きな器で「育てる」ことを考えないと2,3年でやめてくよ。採用する側とされる側の年齢が離れれば離れるほど、仕事に向かう姿勢の差も出てくる。
そして、後輩が「ねぎらいの言葉がなく、このまま続けていくのはつらい」っていってた。単純なことだけど、仕事をする上ではそういう言葉が大きな力になるんだよな。

好きだから徹夜しても何しても続ける!なんてひと、悲しいけどどんどん減っていくんじゃないかな。

いずれにしても今回の件で、がっかりして悔しい気持ちでいっぱいだ。
幸いその子にはもっと活躍できるであろうものがあるから、前向きな面もあって救われたけれど。

仲良しで面白い会社だからもっと良くなってほしいなあ。