きょうは

上野にスケッチしに行き、おっさんを描き、
駅前で植え込みのとこに腰掛けて道行くおばさんの顔を描いていたら、

日展御覧になりました?」
とおばさんに話しかけられて、日展の招待券をもらった。
でも、時間がなかったから行けなかった。

銀座まで行って、やっと祖父江慎展を見る。
ものすごい展示形式で、そりゃあみんなびっくりするわ。という感じ。
本が釣られてるし、でかい本のタペストリー見たいなのあるし、まあ、なんといっても彼が作った本たちが一番すごいんだけど。
真夜中の弥次さん喜多さんin deep」の、背表紙が厚くなるに連れて、そこに印刷されてる弥次さんと喜多さんが太っていくというアイディア(すごい好き。うける。)や、巻が進む毎に狂ったカバーになるとか、
よりみちパン!セ」のカバーと本体の関係とか、
すごく分かりやすくて、本の内容を装幀を挺して表現して行く姿勢がとてつもなく好きだ。
単純でいいんだよな〜って思う。最大限のことをこれでもかという過剰さ。明解さ。