32

32になった。立派な大人だわ。
もうまぎれもない30代てかんじ。
大学卒業して10年。同じ自分のような、大きく変わったような…なんか毎日がすごいスピードですぎていって、自分のことだけ考えていられる日々てほんの一瞬なんだなと思う。いまは仕事をして、チビらの世話やらに追われてる。
地に足がついてる部分もあるけどフワフワした部分もあり、どういうふうに歳をとっていくのがいいかなーなんて考えてる。

こないだ父が「関係性の中で生きるのが大事」と言っていて、まさにその通りに育てられてきたなあとしみじみ思う。
誰かになにかをしてあげよう、とかいうのでなく、関係する、というのが大事、ていうのがしみついてる。
家族や、その周辺の人や友人や近所の人、子供に関連する人や仕事の人など、それらの中の自分、てのが自分にとっては大事なことである。だから自分にどんな役目があるとか自分がどんな人間かとかあんまりよくわからないっていうかなんかどうでもいいかもな、なんてふと思う。このあたりが若者の時と少し変わったかも。昔はもっと、私はなにをしたい人なのかどんな人間なのか知りたかった気がする。

あと、最近チビふたりがわたしにまとわりつき、ついでに猫もまとわりついて団子になってることが多いんだけど、おかあさん感をとても感じて、不思議。それこそ私にはなかった、小さいものに慕われる感。いつまでたっても不思議な感覚に慣れない。

でも、自分に向き合わなきゃいけない瞬間あった。子供に対するときだ。毎日やってるじゃん…日常茶飯事すぎて、ひとりで深く考えることじゃなくなってるてことか!