ほん

「愚か者、中国を行く」星野博美
NHK関口知宏の中国鉄道の旅にはまっていたので、そのときテレビで見た風景が重なって、猛烈に中国に行ってみたくなる。私は「中国」って国を見てやや偏見を持っている。行ったらかわるだろうな。そこに住む一人一人をみれば。とくにウイグル自治区の方に向かって、住む人の顔の違いの境目を見たい。
「アフリカを行く」吉井信
去年ケニアに行っていなければ、アフリカは私にとって遠すぎて興味の対象にならなかった。今はテレビでアフリカのことをやっていれば、新聞に載っていれば、立ち止まって見る。現地へ行くということは、たとえ覗いた程度だったとしてもそこを身近にする。田舎の道をロバをひいて歩く人や、走り出てきた子供たち、道ばたでトウモロコシを売っている人たちが、平和に暮らせていれば良いなと思う。
フェアトレードを探しに」三浦史子
社会起業家に学べ!」今一生
興奮したなー。
「何も持たず存在するということ」角田光代
角田さんはどれを読んでももやっとしたことを言葉にしてくれる。